「場面緘黙症かも?」と気付いてから、まず何をすればいいか焦りますよね。
情報があまりなく相談先も見つかりづらいため、様子見が長引いてしまい、悪化してしまうケースも多いと思います。
場面緘黙症は多くは低年齢の方が克服しやすいと言われています。
「もしかして?」と思ってから、まず最初に私がやったことをお話します。
本を読む
とにかく情報が少ないため、本を読んで場面緘黙症について勉強することにしました。
私が買ったのはこちらの本です。
これからどのように娘のサポートをするべきか、とてもわかりやすく書かれています。
オススメです!
お子さんにはこちらの本がオススメです。
場面緘黙症のお子さんと一緒に読むのもいいと思いますし、幼稚園や学校などでお友達への理解を求める時にこの本が選ばれることが多いようです。
話す以外の手段を考える
どうしても「話す」ということをさせようと固執してしまいがちですが、一旦は「話さなくてもいいよ」と違う方に目を向けてあげてください。
「話す」以外の手段はたくさんあります!
みりいの場合は、話すこと以外のコミュニケーションをとるのは好きなタイプの子でした。
- 口パク
- ジェスチャー
- 筆談
- ヘルプカード
- 手話
いつも口パクやジェスチャーや筆談で伝えようとしていました。
でも、幼稚園のお友達の中にはまだひらがなが読めない子もいますし、口パクやジェスチャーも伝わらないことが多かったようです。
そこで、カードを作ることにしました。
名刺サイズのカードによく使いそうな言葉をプリントアウトして、ポケットに忍ばせておくということを考えました。
しかし、幼稚園の先生に相談したところ、カードの案は却下されてしまいました。
理由は他のお友達が触ったり、落としたり、危ないからと。
小学生だったら許可がおりるかもしれませんが、みりいの通っている幼稚園では許可してもらえませんでした。
最終的に私はみりいと手話を覚えはじめました。
YouTubeでわかりやすい動画がたくさんあるので、興味のある方は挑戦してみてください♪
みりいは覚えた手話をお友達に教えたりしていました。
もちろん私を介して、ですけど(°▽°)
手話で誰かと会話をしたことはないですが、手話を教えることでお友達とコミュニケーションがとれたので、手話を練習してよかったなと思いました。
まとめ
場面緘黙症を確信した頃は、焦っていました。
相談先もないし、療育センターや病院は数ヶ月待ち。
克服するための「何か」に挑戦していないとメンタルを保てなかったんだと思います。
ヘルプカードを作ったり、手話を覚えたりすることで気を紛らわしてたのかもしれません。
でも、気休めでもいい!
「無理に話さなくてもいいんだよ」って気持ちが娘には伝わっていたと思います。